鉄? フッ素樹脂加工? フライパンの買い替え時に気をつけたいこと

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テフロン加工のフライパン、表面のフッ素塗布がはげてきて、
朝の忙しいときに目玉焼きがくっついてしまいイライラ・・・。

よし!
フライパン、買い替えよう。

でも、フッ素樹脂のフライパンを買ってまた塗装がはげたら嫌だなあ。
とはいえ、鉄のフライパンだとお手入れとか面倒くさそうだなあ。

どうせ買い替えるなら、手作り餃子をパリッと焼きたいなあ。

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調理の頻度が一番高いフライパンはやっぱりイイもの、安全なものを選びたい。

フライパンの素材と加工について調べてみました。

▼目次

  1. テフロン加工とフッ素樹脂加工、何が違うの
  2. フライパンのコーティング、どう違う?
  3. フッ素樹脂加工が有害ってほんと?
  4. はがれたフッ素樹脂も再加工すれば使えます
  5. プロが選ぶフライパンは?
  6. まとめ

テフロン加工とフッ素樹脂加工、何が違うの

テフロン加工とは、アメリカのデュポン社のフッ素樹脂のことなんですね。

材質は他メーカーと同じくフッ素樹脂ですが、

デュポン社がテフロン加工を登録商標としているんです。

ヤマト運輸が自社の配達のことを宅急便と登録商標としたけど、

他の宅配便と変わらない、みたいな感じでしょうか。
何だかちょっとややこしいですが、

テフロン加工とフッ素樹脂加工、結局は同じモノということです。

フッ素樹脂は、熱に強い、くっつかない、という特徴があり

さまざまな製品に使われています。

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フライパンのコーティング、どう違う?

最近、調理器具売り場で

「ダイヤモンドコーティングで5層、耐久性アップ」とか

「マーブルのコーティングでくっつかない」

というフライパン、見たことありませんか?

 

すぐにフッ素樹脂加工が剥がれて効果がなくなったという

ユーザーの声に対応して登場したのが

ダイヤモンドコーティングやマーブルコーティングのフライパンです。

 

ダイヤモンドコートフライパンとは、実はフッ素加工の1種です。ダイヤモンドコートフライパンもフッ素フライパンと同様に、「焦げ付きにくい」特徴を有しています。ダイヤモンドコートフライパンとフッ素加工フライパンの異なる点は、コーティングの剥がれ易さの違いです。

フッ素加工フライパンの弱点は、コーティングの剥がれ易さです。この弱点を克服するために、非常に硬い粒子である「ダイヤモンド」を混ぜてコーティングしたのがダイヤモンドコートフライパンです。
出典:http://life.pintoru.com/frypan/diamond/

 

深夜のテレビショッピングで、「焦げ付かない」をウリにしているダイヤモンドコーティングのフライパンを目にしたこと、あるでしょ?

マーブルコーティングのフライパンとは

 

マーブルコートフライパンの「マーブル」とは、大理石のことです。大理石を粉状に加工したものを表面にコーティングしたものが「マーブルコートフライパン」です。大理石によるマーブルコーティングもフッ素加工の1種であり、フッ素樹脂と共にコーティングされます。くっつきにくくお手入れが楽という特徴があります。

出典:http://life.pintoru.com/frypan/marble/

つまり、ダイヤモンドもマーブルもフッ素樹脂に何が混ぜられているかの違いです。

フッ素樹脂加工のフライパンは、ユーザーのクレームや口コミから、耐久性の改善が常に研究されているのです。

研究の結果、剥がれにくいダイヤモンドコーティングや焦げ付かないマーブルコートなのです。

加工に手間や費用がかかっているので普通のフッ素樹脂加工のフライパンよりも値段が高く設定されています。

どちらも耐久性は普通のフライパンよりも優れていますが、
基本的にはテフロン加工のフライパンと変わらず、間違った使い方をすると加工が剥げたりして寿命を縮めることになるので注意が必要です。

フッ素樹脂加工が有害ってほんと?

一昔前にテフロン加工(フッ素樹脂加工)は身体に有害という、都市伝説のような噂がありました。

それは、フッ素樹脂に含まれるPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が高熱になると有毒ガスを発生するといわれているからです。

この有毒ガスを吸うとのど喉の痛みや発熱、頭痛、動悸などの症状を引き起こすとされています。

どの程度の高熱かですが、
PTFEの使用可能温度は、アメリカでは260℃まで、ドイツでは230℃までとされていますが、日本は300℃以上となっています。

この温度差の違いは、フッ素樹脂加工をしたフライパンは230℃で粒子が発生し、
360℃で有毒ガスが発生することから、各国がそれぞれの国の規定に照らし合わせて設定しています。

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(写真:あさイチ、2016年5月25日放送より)

食品安全委員会が忠告するように、
テフロン加工してあるフライパンは決して空だきをしてはいけません。

3分以上とうたっているのは、

3分空焚きをすると400℃近くなることが分かっているからです。

一方で、加熱していないPTFEの危険性はないといわれていて、万が一剥がれたテフロン加工の一部を飲み込んだとしても体内に吸収されずに通過し人体には影響ないそうです。

ですから、高熱の調理のときには注意するようにすれば、フッ素樹脂加工のフライパンは安全なのです。

空焚きでの有毒ガス発生という一部分が独り歩きした結果ということですね。

はがれたフッ素樹脂も再加工すれば使えます

テフロン加工したフライパンの樹脂が剥がれたら捨てていませんか?

フッ素樹脂加工は再加工できるのです。

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料金が1,500円~からとお手頃価格。

送料などを考えると1,000円前後のフライパンに再加工するのはためらってしまいますが、

奮発して購入したブランドフライパンを捨てるのはもったいないですよね。

ぜひ再加工して、もう一度よみがえらせましょう。

再加工してくれる業者さんは、「フライパン フッ素 再加工」などと検索するといろいろ出てきますが、あさイチで紹介されていた会社は「センテック」という業者さんです。

IH調理器具のフッ素樹脂加工もできるので、まとめて再加工してもらうと安上がりお得です。

サイトはこちら→http://www.sentec-jp.com/

プロが選ぶフライパンは?

テレビの料理番組を見ていると、プロの料理人はテフロン加工のフライパンを使っていないのに気づきませんか?

テフロン加工は、耐熱温度が260℃ほどしかなく、急激に熱せられると損傷してしまいます。

板厚でコーティング層が多ければ多いほど、耐久性も高まるのですが、プロの料理人は仕上げが勝負。

強火を使うことも多いので、鉄のフライパンを使う人が多いのです。

それに、鉄のほうが焼き色がきれいという特徴があります。

ほぼ毎日使うフライパンなので、しっかりしたものを購入して、フライパンを仕事用に「育てる」という感覚なのです。

プロ仕様にする。

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商売道具なので、そこは徹底しています。

油ならしも、さび止め塗料をこれでもか!というぐらい熱して完全に取り除き、油がしっかりとなじむまで使い込みます。

プロはフライパンの数も10~20個あるので、月に1回は、炭化した汚れを落とすなど、調理器具のお手入れは欠かせません。

まとめ

フッ素樹脂加工のフライパンなら、

  • 有毒ガスが出ないように、3分以上は空焚きをしない。
  • 高温になりすぎないように注意する。

 

鉄のフライパンにしたら、

  • 初めのさび止め塗料をしっかりと取り除く。
  • 油ならしをしっかりやる。
  • 日々、さび止めのために使用後には油を塗る

それぞれの材質の特性やメリット・デメリットを把握して

上手に使っていきたいものですね。

 

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知恵

Posted by ふふ