高カカオチョコレートが高血圧予防に効果あり

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高血圧を予防する効果的な食べ物として、
なんとチョコレートが紹介されていました。

チョコレートというとデザートやスイーツとしてのイメージが強く

高カロリーで太る
ニキビの原因となる
甘いものの取りすぎ注意

といったことが思い浮かび、大丈夫なのかな?という心配もありますよね。

ここでいうチョコレートとはカカオ成分70%以上の高カカオチョコレートのことです。

カカオにはものすごくたくさんポリフェノールが含まれているんです。

高カカオチョコレートが高血圧予防って意外ですね。

▼目次

  1. ポリフェノールの効果
  2. 高カカオチョコレート
  3. 高血圧に効果がある?
  4. 一日の摂取量と注意点

ポリフェノールの効果

すでにこのサイトでも何度かポリフェノールの効果を書いていますが、
ここで再度ポリフェノール効果のおさらいと、カカオポリフェノールの効果についてです。

美肌効果

ポリフェノールは体内の活性酸素を除去し、シミやしわなど肌の老化を抑制する効果があり、紫外線による肌のダメージを修復する働きもあります。

動脈硬化の予防

動脈硬化の原因は活性酸素によりコレステロールの酸化することによって起きます。カカオチョコレートの抗酸化力がこの酸化を抑制します。

血圧の低下

血圧の上昇は血管が細くなってしまうことが原因。ポリフェノールは血管を広げて血圧を下げる効果があります。

疲労回復効果

カカオ豆に含まれている苦味成分のもとであるテオブロミンは、血行を良くし、自律神経を調節して疲労回復を促します。

ストレスの予防・緩和

カカオポリフェノールが血中のストレスホルモン分泌を抑えます。

便秘の改善

カカオに含まれる食物繊維は不溶性でリグニンと呼ばれています。食物繊維は腸内に溜まった老廃物を排出して腸内環境を整えてくれます。

アレルギーの改善

カカオポリフェノールが活性酸素を生み出す因子の働きを抑制します。

そのほかにもコレステロール値を下げる効果や、肥満や生活習慣病の予防にも期待できます。

高カカオチョコレートの効果

もともとカカオはすりつぶして「薬」として使用されていた時代もあったほどです。

カカオポリフェノールにはお茶に含まれるカテキンと似た構造の「エピカテキン」が含まれており血圧を下げるHDL(善玉)コレステロールを増やすなどの効果があることが認められています。

エピカテキンとは?

エピカテキンとは、高分子ポリフェノールの一種でカカオやお茶に多く含まれます。

出典URL:日本カテキン学会

図のように、カテキンの一種で強い抗酸化力が特徴です。エピカテキンのもつ抗酸化力は体内で必要以上に増えすぎた活性酸素を除去する作用もあり、取りすぎても副作用がありません。

エピカテキンが多く含まれる食品には以下のものがあります。

・ココアパウダー(カカオ)
・緑茶
・グレープ(ブドウ)(皮)
・ブラックベリー
・りんご(皮)
・赤ワイン
・サクランボ(チェリー)

果実は皮も食べたほうが良いと言われるのは、カテキンなどの栄養素が皮に多く含まれているからなんですね。ただし、最近は農薬の問題もあるので、よく洗ってから食べましょう。

 

高血圧に効果がある?

日本チョコレートココア協会が「高カカオチョコレート摂取による健康効果」というレポートを出しています。それによると、

カカオの原産地であるパナマでは、塩分摂取量が多いにもかかわらず血圧が低かったことから、欧米で高カカオチョコレート摂取の研究が行われ、血圧低下や動脈硬化の予防効果が認められた。日本人でも同じ効果があるか、愛知県で大規模に研究が行われ高カカオチョコレート摂取による血圧低下の効果が認められた。

参考URL:日本チョコレートココア協会

 

お菓子メーカーの明治もこの研究に携わっていて、どういうメカニズムで血圧が下がるのか、分かりやすく図入りで説明してあります。

 

明治製菓「チョコレートが血圧を低下させるとは?」

 

簡単にいうと、高血圧というのは血管が細くなっている状態です。カカオポリフェノールの血管を広げる作用により血圧低下が認められたというものです。

チョコレートは高脂肪、高カロリーなので、いくら高血圧に効果があるといってもほかに不健康な影響があると困るため、この調査では、同時に体重やBMIもチェックしました。

その結果、高カカオチョコレートの場合は、血圧は下がり、体重やBMIの増加は認められませんでした。

 

最近、スーパーに行くと、カカオ成分70%以上のチョコレートをよく見るようになりました。

パッケージが特徴的な明治の「THE CHOCOLATE」シリーズ。

カカオが70%のものや50%のものなど、バラエティに富んでいます。

 

お菓子メーカーもいろんな高カカオチョコレートを製品化していますし、マスコミでもバレンタインの時期にこの高カカオチョコレートと高血圧のニュースを報道したので、今ちょっと過熱気味ですね。

テレビ放送後2~3日は品切れ状態のところもありました。

高カカオと聞くと「苦い」と思うでしょうが、カカオ70%は80~90%のものよりもグーンと食べやすくなっています。

 

ミルクチョコレートだと、効果はないのか?という声が聞こえてきそうです。

ミルクチョコレートだと、まったく効果がないわけではないけど、食べ過ぎることで糖分やカロリーの取りすぎなどの問題があるので、高カカオチョコレートを推奨しています。

一日の摂取量と注意点

1日に食べる高カカオのチョコレートは50g以内、できれば25g位が理想です。

高カカオのチョコレートは100g(板チョコ1枚分)で、30代女性の1日分の脂質量が含まれているので、いくら健康に良いといっても、取りすぎは禁物です。

 

また、このエピカテキンの抗酸化作用の効果は食べてから数時間なので、まとめて食べるのではなく2時間おきに「ちょっとつまむ」程度にしておくのがポイントです。

日本では子どものおやつとしての印象が強いチョコレートですが、欧米では大人の嗜好品なんだそう。

チョコを食べ過ぎると逆に体重増加やニキビができるということで敬遠している人も多いのではないでしょうか。

高カカオチョコレートを日常生活に上手に取り入れていきたいですね。

 

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